平清盛46回「頼朝挙兵」、会心の一撃!シビレタ!(^.^)v
強引に福原遷都を行ない次第に孤立してしまう清盛。
白拍子でさえふとした咎めで命を断とうと暴走する。
記憶には無いはずの母が白河上皇(白河法皇)に射られた
シーンのフラッシュバック。自らの心の闇との戦い。。
『助けてくれ。。誰か、、助けてくれ。。
ここからの眺めは暗闇ばかりじゃ。。
手に入れても、手に入れても、光には届かん。。』
さても、漫画版ナウシカ(6巻)で土鬼(ドルク)の
神聖皇帝が自らの心の闇に破れ、虚無となってナウシカの
心の中の砂漠を彷徨っていたのを思い出したでやんす。
真の闇に喰らわれる寸前で、森の人の光に導かれて闇から
生還する旅をしている、取り憑いていたはずのナウシカ
自身によって救われる訳でやんすが。。
『闇は私の中にもあります。この森が私の内なる森ならば
あの砂漠もまた私のもの。だとしたらこの者はすでに
私の一部です。』
心の闇さえも肯定し自らに取り込んでいたナウシカ最強!
生身の人間はマンガのようにはいかないんでやんすね。
って平清盛の心の葛藤もフィクションでありんすが。(^.^;
孤高に登りつめた者だけが、それ故に覗くことになる
「そこからの眺め(44回)」=心の闇。山高ければ谷深し。
西行でさえ想像もつかない清盛の深い闇を覗いてみたい
気もするでやんすが、凡人なんぞはスグに喰われるで
やんしょうし、だからこそそれほどの孤高に立つことも
ないでやんしょうし。(^.^)v
今回は文句無し。シリーズ屈指のオモロ~~でやんした。