忍耐

株式市場では特に忍耐が美徳である。できるだけ忍耐強くなりなさい。好機を待ち、

心配し過ぎて早く動かないよう、辛抱強くならなければならない。一旦株を売買して

それが自分に有利に動き始めたら、手仕舞うのにもっともな理由や充分な根拠のある

まで、その建玉を持ち続けるべきである。利が乗っているからというだけの理由で、

手仕舞ってはならない。つまり、気短かに、正当な理由も無く終えてはいけない。

仕掛けでも手仕舞いでも、すべての行動はその裏付けとなる明確な理由が無ければ

ならない。願望や恐れは排除することである。株が下がるのではないかと恐れて

売ったり、上がるのではないかと期待して買っても何もならない。チャートを見て、

トレンドがどちらに向いているかを見た上で、それに従うことである。

明確なトレンドがわからない場合は我慢強く待つべきである。

(P47)


※アチキの蛇足
ギャン師匠が忍耐と呼んでいるのは「仕掛ける機会を待つ」ことと「利益確定を待つ」
ことへの忍耐である。間違えてはならないのは、「含み損の状態を耐える」忍耐では
決してないということだ。

「塩漬け」は万死に値する!!

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